2022年01月31日

新型コロナワクチン情報     2022年1月31日(月)

 新型コロナワクチンの3回目の接種や12歳以下の子どもへの接種が始まろうとしています。
 先日、岩手日報で大きく掲載された記事に驚きました。

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 マスコミはワクチンにマイナスな情報は一切伝えない偏向報道だから、これはすごい。
 しっかり取材した記者とこんなに大きく取り上げた岩手日報見直しました(^_^;)。


 以下は、皆さんから届いた、ワクチン接種に関する情報です。
 これらのサイトを見たり調べてから、子どもの接種を判断してください。

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 これはハガキサイズのチラシです。おいもにあります。
 論より根拠note https://note.com/treasure_3
 この情報サイトをつくったトレジャーじいさんの動画もあります。


 Aさんが、北海道有志医師の会のチラシを持ってきてくれました。

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「おおきな木ホームクリニック」https://www.o-kinaki.org/のブログがおすすめだと。

 
 厚生省ホームページの資料を新聞の意見広告で掲載しようという活動です。

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 https://jcovid.net/ 
 全国の地方紙に掲載されていますが、岩手日報は残念ながら見送り中です。


 Aさんの友人の地域では、接種後二人の子どもが歩けなくなったと聞きました。
 しっかりワクチンの情報を調べて、それから打つか打たないかは親の判断です。
posted by bun at 23:59| Comment(0) | コロナとワクチン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

また市長選挙のはなしですが   2022年1月29日(土)

 今朝も0度近い室温で、ヒーターをつけてもなかなか5度以上にならない、厳寒期。

 寒さの冬は弱くて、朝早く起きれない上に、夜のブログ書きは深夜1時頃になるのはざらで、毎日は…無理しないようにしていました。


 この1週間というか、選挙が終わって営業日の木金土と、連日お客さんと選挙結果のことが話題になりました。


 小原まさみちさんに投票した方たちは、「残念だったー!」「悔しいね!」と。敗因の原因が何だったのか、これからどうなるのと話したり。


 「投票日に急に創価学会の4000票が入ったんだって!」という情報には、えー!?でしたが、後でわかったのは、元々公明党は中立だったけど、直前に危機感で学会員にお達しが出たようです。ムカッ[むかっ(怒り)]


 そして、まさみちさんが東和町が地元なのに、町が二分された原因の元町長の小田島峰雄(上田市長支持)が、投票日直前の2日間でテコ入れしたとか。はあ~[むかっ(怒り)]


 今日は、マチココ編集者の北山さんがカフェに来てくれて、選挙のことも詳しく、色々お話を聞けたので、また気持ちを切り替えて、花巻を良くしたいと思う仲間がいると思うと、元気が出ました。


 「向こうは選挙のプロで、こちらは素人集団だったからね」というのも、私は納得いかない。
 いくら問題がある候補者でも、組織と動員と利害関係で、それがプロの選挙手法で通用する地域社会って、成熟してないんじゃないのかなと思います。


 「パワハラ問題が相手批判のようになって、それが嫌で棄権した人もいたようで。まさみちさんの政策は近隣自治体とも連携とって一緒に発展すると素晴らしいので、そちらを前に出すようにした方がよかったかも」


 確かに、まさみちさんの政策は具体的で、みんなで花巻を一緒に盛り上げようというスローガンでいいなと思ったし、上田市長はワクチン接種を県内トップクラスにするというのが、いやだな。


 上田市長のパワハラは近隣の自治体でも、マスコミも知っているようで、なのに報道されないのはおかしいし、報道が委縮してるのか、被害者が実名で告発しないとダメなのか?

 この町で実名で、しかも精神疾患で休退職した人に被害の告発を迫るのは難しいと思う。

 
 上田市長は、これで自分の政策が支持されたと、またワンマン市政を進めていくのか。あの人は文化・芸術のセンスがないから、図書館も花巻駅もどんな風に建て替えられるのか、すごく心配です。


 これは、上田市長が市民の声を無視して暴走しないように市民が監視しなければならないのか、あー面倒くさいなと考えていたら、それは市議会でやることだからと、北山さん。


 市議会議員25人のうち、まさみちさんの応援についたのが14人で、過去2回、市長が出した駅だか図書館だかの予算が議会で反対されたとか。2回も否決された市長が当選するなんて、本当はありえないことで。


 市民が市長に意見を言っても効果は薄いけれど、議会が歯止めになってくれるなら、いい議員を選べばいいのだ、7月の市議会議員選挙があるから、その前に候補者に市政についての公開質問状をしよう!という話を嬉々としてもちかけました。


 市議は何やっているか、市民のための仕事してるのか見えなくて、誰がやってもと思っていたけれど(^_^;)、市議もちゃんと選ぶのが大事。



 いつもお買物に来て下さるけれど、お互いシャイで(^_^;)特にお話はしたことがなかったお客さまから、「ブログを見て、市長選挙のことをわかり、娘にも投票のことを伝えました。今回の選挙で初めて開票結果にドキドキしながら見ました」という声に、書いてよかったと嬉しくなりました。


 「お店にしては偏ったヘンなブログでね」と恐縮して言うと、「(おいものブログ)大好きです!」と即座に返してくれて、もうブタも木にかけ登る気分(笑)。

 
 うふふうふふ、とスキップしたい気分で、ポリスなんかかけちゃたりして。


 ドゥドゥドゥ、ディ、ダァダァダァ~♪



 また、今夜も1時になってしまった、ワインとナッツとチーズがムダに減る…(-"-)
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2022年01月27日

今週は生ものの週      2022年1月27日(木)

 毎朝家の中も0度の寒い日が続きます。灯油がすぐなくなる、この1週間です。

 今日のわらしべ農園さんの野菜で、明日も販売できるものは、

 大根、赤大根、紅心大根、アンデス、人参、長いも、赤ひげネギ、ルッコラ、パクチー、リアスからし菜、わさび菜、ちぢみ菜、水菜、かぼちゃ


 紅心大根が3つあります。漬物もきれいですが、わらしべさんお勧めが、大根もち。
 紅芯大根をすりおろして軽く水けをきって、米粉か片栗粉と混ぜて塩振って。フライパンでハンバーグを焼くように、蒸し焼きにする。

 焼けたら、たれにつけても、そのままでも軽い塩味で、大根が甘くて美味しい。

 
 明日のヤサイノイトウさんの野菜はお休みです。学校で食育の行事があるようです。

 イトウさんの先週入荷したのですが、メークイン、ヤーコンが少しだけあります。
 土浦太ごぼうはイトウさんの野菜の中でも特に人気ですが、形もびっくり(^_^;)。

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 左手の茶色い巨大なのがごぼう。中が空洞でスが入ってる品種で、真ん中にひき肉を詰めて、だし醤油で煮ると、柔らかくて、肉とごぼうの旨みがマッチして美味しいです。もちろんきんぴらにもいいし、柔らかさ、甘さが特徴です。1200円、できれば1本で売りたいのですが、食べたいけど大き過ぎると迷われる方には半分カットも行います。


 今週は生もの週で、ブラウニーやオートミールクッキー、豆腐も入荷しました。

 年末好評だったポテトチップスが入荷して、人気で早くも少なくなっています。205円。

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 菊池牧場のウインナーやフランクなどの腸詰ソーセージも入荷しました!
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2022年01月24日

選挙の後の、ひとりごと    2022年1月24日(月)

 ※1月26日(水)は臨時休業します。(医大看護学部倫理委員会出席のため)

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 久々に晴れ間が見えた定休日。いよいよ水がなくなり、山へ水汲みに行く。
 この写真は、鉛温泉藤三旅館の木造三階建てを見下ろす橋の欄干が雪のかべ。


 水汲み後は、寒さで腫れたしもやけと疲れを癒す温泉で、選挙のことを考えていた。


 昨日の夕方を振り返る。当選すれば皆で喜びを、もしも落ちたら一人では悲しいと、開票結果の時間に事務所に初めて行ってみようかなと、増子さんに行っていいの?と電話した。

 増子さんは、いいよと言いながら「不安なんだよ」とポロッとつぶやき、驚いた。

 
 そのわけがネットで見てわかった。投票日の投票率が夕方6時で33%、低い!
 この数字を見て、私も急に不安になった。低いと組織票が多数を占めるから。

 結果、期日前投票と合わせても54%だった。有権者の半数が投票に行ってない。
 

 まけた。。。はなまき、おわった。


 口が悪くて怒られるかもしれないが、そう毒づきたくなるのも許して。

 市政の問題は自分に関係がないと思っているから変わらない、はなまき。
 若者よ、大好きな花巻まつりと同じくらい、選挙にも熱くなれーー!('◇')!


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 落選がわかり、まさみちさんの挨拶は「自分の7回目の選挙で一番応援を感じた選挙だった。だから、落ちたのは自分の不徳の致すところ」「双方の4万人の票は色がついてない、花巻を良くしようという想いの票です」。


 まさみちさんはいい人だから相手の悪口は言わないが、こちらの2万票はより無色だ。

 まさみち事務所の壁には、候補者のポスター以外は何も貼っていない。地味である。
 上田氏側は、自民党などの国会議員や政治家の「必勝!」の張り紙が派手に壁一面。

 
 後援団体もなく市民有志で戦って得た票の中身、重みは改めてすごいと私は思う。

 それに、夕べ事務所に駆けつけた市民は80人と入りきれず。上田氏側は30人と新聞。

 何だか負け惜しみのようになってきたなあああ(^▽^;)。



 「起きることはすべてベストタイミング」という言葉もあるが、まさみちさんには次期市長になった時にスムーズにリーダーシップを発揮できるように、これから市民の声や問題を拾い、現場を歩き、市長としての力をつけてほしい。


 ほんとはすぐに市長になってほしかったが、保守的・封建的な花巻の風土で、簡単にはにいかず、いい人だけにつぶされないかと、余計なことだが心配も多少あったから。



 あと、市民ももっと政治に関心を持って、選挙で投票する市民力をつける必要ありあり。

 今回の選挙は争点がはっきりして、現職に問題多々ありだったのに、関心がない人が半数の4万人はちょっと悲しい。


 でも、おかげで私もいいことを温泉でひらめいたので、すべてはオーライ(*^-^*)笑。


 「一見マイナスに見えることも、実はその陰にプラスのことが隠れている」

 と、オノヨーコが息子ショーンに言っていたよ。


 はなまきはまだまだ、これから!
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2022年01月23日

言葉にならず、、残念な結果    2022年1月23日(日)



 まけた。


 たった1900票差。くやしい。


 茫然自失で、言葉にならなかった。



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 帰り際に、ビニール袋に入った手土産をもらった。


 家に帰って開けたら、缶ビールと柿の種が入っていた。


 事務所に駆けつけた人みんなで祝杯のつもりで用意していたんだ…。
posted by bun at 22:55| Comment(0) | 政治・経済・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月22日

花巻市長選挙、木村さんに質問!   2022年1月22日(土)

 また今日も選挙のことで、すみません(;^ω^)。選挙に関係ない人には、この暴走ぶりに呆れてる方もいると思います。

 はじめは適当にほどほどにしようかと思ったのですが、最近急にアクセス数が倍になり、増子さんは更にで、小原さんを応援している市民が、実況中継?のおいもと増子ブログを毎日のぞいてるんだと思います。

 なので、皆様の気持ちもわかるので、サービス精神が旺盛な店主は期待に応えたいと思い、大した内容ではないのですが、夜なべして頑張ってます。あと1~2日、花巻市外の方、我慢してくださいね。

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 きのうの写真です。これまであまり自分は出ない方でしたが、増子さんいわく「破顔一笑」、最近こんなにはじけて嬉しそうな笑顔も珍しいので、明るくていいかな。

 私は手編みのセーターにカラフルくつしたと帽子と手織りのマフラーで、上から下までフェアトレード!全部ネパリ・バザーロの生産者の女性の手工芸品で、暖かさ抜群です。


 今日は、お買物のお客さんが「これから期日前投票に行ってきます」と、他にお客さんがいる時は、ウインクするように(小原さんに入れるからねと)(*^。^*)。

 
 また、どちらか決めてないという方もいらしたので、「おいものおなか」を渡したり、うちでできるのは一人一人に声かけの地道な運動です。

 今日の8時で7日間の候補者の選挙運動は終わりました。毎日朝は氷点下の寒い中、車の窓を全開して、吹雪の日も、凍結道路の悪路も、時には落ちた車を助けに走り、本当に皆さんご苦労さまでした。この市民の草の根的運動が明日実を結びますように。



 この選挙でひとつモヤモヤしていたのが、社民党が上田市長の応援についたことです。社民党を支持してきた人は、驚きを隠せず、なんでー?とガッカリ。


 新聞折り込みに入ってきた上田市長のチラシに「祈必勝 福島みずほ」の張り紙。ありえない!と納得できず直接メールしようかと思ったほど。福島さんは前にお産のシンポジウムで一緒になったり、花巻のお産の現状視察でお会いしたことがあったので。


 でも、まずは地元に言うべしと考え、社民党県議会議員の木村幸弘さんの事務所に電話かけてみました。たまたま折り込みチラシの木村さんの活動報告で、上田市政に肯定的な内容だったのと、「お産と地域医療を考える会」の会員なので、木村さんに聞こうと。


 木村さん不在でしたが、電話の女性がとてもていねいで感じがいい。夕方木村さんから折り返し電話があり、私の疑問点をいくつかぶつけました。「なんで自民党と社民党とくっつくの?」「上田市長の政策は市民不在の進め方なのに、支持するの?」「上田市長のパワハラを問題にしないの?」が主な質問。


 木村さんはそれらに、とてもていねいに答えてくれました。でも、私にはある意味理解できた部分もあるけど、理解が追いつかないところも多かったのは、私の理解力のなさが悪いせいでしょう。私は直感や感覚の方が理論よりも得意なのか、言葉がいくら上手くても、心に入らないと共感できない…ごめん。


 木村さん個人の考えよりも党の方針が優先される時もあるでしょう。まあ、直接ぶつけたのはお互いによかったし、社民党には?だが、木村さんはとにかくいい人だから。


 さあ、明日は投票日だ。どう結果が出るかドキドキ(*´▽`*)ワクワク。
 もし、まさみちさんが当選したら、花巻は変わるかも、変われると思う。

 今日お客さんが「なっても大変でしょう。花巻は保守的だから…」と言うのもわかる。
 
 私も30年いて、そう簡単には変わらないかも。だけど、今回は変わるチャンス!

 ちょうど日本酒もバーボンもなくなったから、ブログで減りが早い、良くないなあ。

 明日、店閉めたら、買いに行こう。祝杯になるといいなー(^^♪
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まさみちが来た~!(*^^*)    2022年1月21日(金)

 「おいものおなか」を多めにコピーして、もし余りそうなら、近所にポスティングしようと思っていたものの、やはり、ふだんつきあいがないと…と、シャイなのでひるんでしまった。

 せめて、いつも回覧板を持ってくるお隣りさんに緊張しながら、渡しにピンポーン。「小原さんに決めていたよ」と言われ、「あちこちから、小原さんにと声かけられるのよ」と笑う。ホッとした。


 お昼頃、北上のYさんがお店に入るなり、「まさみちさんの車が来るよー」と言うので、外に飛び出したら、止まった先導車から、増子さんが出てきた。「いやー、応援通信ありがとうね!」「圧勝だよ、圧勝!」と息巻く。乗っているおじさんたちもニッコニコ。


 まさみちさんはどこ?うちの100m前で選挙カーを降りて、出てきた人に挨拶している。あら選挙カーって、候補者が乗ってるだけ、わめくのが仕事だと思っていたから、こんなに車から降りて道で頭を下げて走り回る候補者っている!?

 増子さんのブログで、まさみちさんは脱兎のごとく走るとあったが、本当に待っている私たちに向かって軽快に走ってくるのだ。まさみちさ~んと、グータッチ。ふだんは恥ずかしくてやらないのに、まるでスターに会ったように、キャーキャーおばはんだす(#^^#)。

 増子さんがガッツポーズの写真を撮ってくれて、写真を送ってもらえたらUPする。


 一緒に盛り上がったYさんはまさみちさんの軽快さに「若い!」と。「61歳だよ」と私が言うと、びっくり。Yさんは、花巻駅前とヨーカドー前で仲間とワクチンのチラシ配りをしていて、まさみち選挙カーがおいも方向に向かっていくのを見て「あ、先回りして教えなきゃ!」と走ってきた。そして、一緒に写真を撮って「私、北上なんだけどね(笑)。えへ」。ありがとうー。


 夕方、手紙を送ったお客さんやブログを見た方からお電話があり、元々小原さんに入れるつもりで、でも自分だけでなく、まわりに伝えていくことも大事だとわかりましたと、わざわざうれしい連絡。


 私のまわりではほぼ小原票で、これはいけるかも、圧勝かなとさえ思ってしまうのだが、向こうは大きな団体・組織で動いているし、新人まさみちさんのことを知らないと、現職に入れてしまう傾向がある。決して油断はできない。

 今朝の岩手日報では、決めてない人が4割という。その4割を少しでもこっちに向けるには、一人一人の声かけで浮動票が変わるので、あと1日。知ってる人に声かけですよ~。

 
 きのう、若い女性のお客さんに選挙の声かけをすると、「特に決めてなかったし、行くのも迷ってた」というので、私が小原さんのことを話すと聞いてくれて、帰り際ポロっと「花巻に来て5年になるのですが、苦しかった」と。
 
 私にはすぐにその意味がわかりました。花巻は封建的・閉鎖的な社会で、よそから来た者には入りづらいところがあります。みんなそう言います。私もずっと花巻の友だちができなかった。


 そんな花巻の閉塞感をなくしていきたい。ここにずっと住みたいと思えるまちにしたい。まさみちさんがそれを可能にしてくれるのではないか、花巻は変わる!そう思って応援しています。
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2022年01月21日

おいものせなかだより1、2月号  2022年1月21日(金)

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 ウラコラム、この2日間で渡した紙通信と1行だけ違っています。間違い探し(*^^*)。

 
      人生は死ぬまで現役である

                            2022.1.20


 今年も無事に新年を迎えられた。私は20代は刹那的で、いつ死ぬかわからないから、見過ごせない世界の貧困や環境の問題に取り組もうと会社を辞め、NGOの世界に入った。収入はなかったが、毎日刺激的だった。当時筑紫哲也が編集長だった朝日ジャーナルでライターの仕事が入り始めた頃、東京から岩手に移住した。

 東京を離れる前に、詩人山尾三省の本を出していた出版社の社長から、「ここにいれば楽に生きられるのに、君はあえて困難な道を選ぶんだね」と激励のお手紙を頂いた。
 その意味が当時はわからなかった。地域に根ざして、エコな自給自足をして、途上国の貧困は先進国の消費とつながっている、地域から世界を変えたいと岩手での新生活に意欲を燃やしていたのだ。

 しかしまったく簡単ではなかった。頂いた言葉の意味が少しわかった。あそこで別の道を選んでいたら?もし別の夫を選んでいたら?(;^ω^) 幸せって何だろう…。



 そして、60歳で家族が全員卒業していき、喪失感と開放感の狭間で、助言ももらった。「もうお店をやめて、自分たちがいる東京で暮らしたっていいんだよ」と子ども。「これからは静かに無理しないでお店を続けていけばいい。いつかお迎えが来るから」と夫の友人。

 いやいや、まだ道半ば。ここで止まると、ここで奮闘してきたことは何だったの?温かい助言を跳ね飛ばして、いつのまにか年の初めに、たくさんの目標を立てていた。
 1年振り返れば、達成できなかったことの方が多い。でも、ひとつでもできたとことはよくやったと褒める。以前はできないことを数えて、ダメだなあと叱咤したが、やめた。

 明日も同じ1日が来るかわからないのに、悲観的にとらえるよりも、些細なことでも感謝し、感動し、笑っていた方がいい。これからは笑顔で生きよう。楽天的に。
 そう思えるようになったのは、年もとって、経験や苦労が肥やしに?悪くないものだ。



 90歳を過ぎても元気に自分の仕事を現役で続けている女性たちがいる。すごい、のひと言だ。正月に読んだ本から紹介する。


 日本画家の堀文子が90歳を超えて出した、「ひとりで生きる」は、「群れない、慣れない、頼らない」をモットーに、「私は人として、1ミリでも上昇して死にたいと思っています。だから自分を甘やかすわけにはいきません。死ぬまで現役の職人でいるつもりです」
 77歳でアマゾン、80歳でペルー、81歳でヒマラヤへ取材旅行に行っている。「私は岐路に立たされた時は必ず、未知で困難な方を選ぶようにしています」と。

 「常識の世界に生きなかったから、長生きできた」という美術家の篠田桃江。私は若い頃から、彼女の抽象画のような書、墨の自由な発想の作品が好きだ。「100歳になっても、枯渇する、もう何もできない、そういうことはないですね」。104歳まで作品をつくった。

 作家の佐藤愛子は98歳。45歳で別れた夫がつくった莫大な借金を自ら背負い、やっと借金を返して建てた別荘に起こる心霊現象を20年かけて鎮めたなどの修羅場を踏んできた。「年をきれいに重ねるには?」の女性記者に、「年とるのにきれいもへったくれもない。そんなに知りたかったら、年とってみろ」。言いたいこと言うから元気なのだ(笑)。

 私の姉のバレエの恩師の渡辺珠実さんは88歳の今でも、毎週新幹線で新潟から東京へ牧阿佐美バレエ団の指導者向けレッスンに通う。自分の鍛錬を怠らず、創設60年のバレエ研究所で現役指導を続ける。背筋をピンと伸ばし、凛としている。


 彼女たちは自分が好きなことが若い頃からあって、才能もあり、現役で続けるのは羨ましく、特別?現実は、好きなことを見つけられない、また現実を前に諦めた人がほとんどの世の中だ、私も含めて。

 そんな中、テレビで見た94歳の「津軽の餅ばあちゃん」桑田ミサオさんは60歳で老人ホームの慰問で餅を持って行ったら、お婆さんが涙流して喜ぶ姿に、「餅一つで人を幸せにできるなら、一生餅を作っていこう」。
 小豆の栽培から始め、納得がいくまで5年はかかったという笹餅。75歳で起業し、年間5万個を一人で作っていた。「母が、10本の指は黄金の山だ。この指さえ動かしていれば、食べることに困らない。だから作れるものは何でも覚えておきなさいという言葉は本当だった」と、語る笑顔が美しい。


 作家の宇野千代は行動の人。98歳まで生きて、「人生は死ぬまで現役である、老後が存在する隙はない」「心に張りがある人間はボケない」。



 私が尊敬する中村哲さんの昨秋の新刊「わたしはセロ弾きのゴーシュ」を読んだ。

 「私は、幸運だったと思いますね。向こうにおれば、いわゆる欲望というのは、みんな、普通の人はあんまり持っていないですね。まず、健康で命があること、三度、三度、ご飯が食べられること、家族が一緒におれること、これ以上の望みを持つ人の方が少ない。(略)私は向こうで働いて、楽天的な気持ちになれる。命を落としてもくよくよしない。というこの楽天性、これはやはり向こうにいて幸せだと思いますね」

 心に沁みた。かつて私がフィリピンのフェアトレードの生産者を訪ねた時、「幸せって何?」と尋ねまくった。みんな「仕事があって、ご飯が食べれて、家族がいれば、それで幸せ」とすぐ返ってきた。えっ、その時は拍子抜けしたが、今わかってきた。青い鳥は実はすぐ近くにいると。

 
 この世界で生きていくのは本当に大変だ。日々悩み苦しみながらも頑張っている、それで十分。コロナ禍で女性の自殺者急増に心が痛む。死ぬな。助ける人はいる。いつかきっと良くなる。笑える日が来るから。

 夢や目標は無理になくてもいいし、もし、諦めている人には、堀文子の言葉を贈る。「本当にやりたかったことは忘れずに諦めないでいれば、何十年と月日が過ぎても、不思議とチャンスはやってくるんです。いくつになっても、誰にでも、諦めなければそのチャンスはやってきます」


 私の夢は…、20代で想った。
 つらい時に開きたくなる本か絵本を出す、世界放浪の旅、あとテラスのある家(笑)。諦めなければできるかな!
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ビッグイシュー最新号が入荷!      2022年1月21日(金)

 選挙のことで、お店のお知らせが遅れました。さあ、サクサクいくぞー♪


 1月15日号のビッグイシューが入荷しています。

 おお~、私の好きなビートルズ(*^^*)。最新作の映画「Get Back」が見たい!

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 ビッグイシュー日本の東京事務所が始めた、夜のパン屋さん。
 フードロス削減と働く場を作るとりくみが素晴らしいです(*^。^*)。

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 今号の新春読者プレゼントには、ネパリ・バザーロやピープルツリーが、フェアトレードの商品を提供しています。

      さすがやねん!


 うちの3冊が売り切れた時は、ぜひ第8次の「コロナ緊急3ヶ月通信販売」にお申込み、ホームレスの方たちの自立支援にご協力ください。

 ビッグイシュー日本 https://www.bigissue.jp/
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花巻市長選挙と北山さん    2022年1月20日(木)

 今日「フェイスブックを見て、もらいに来ました」という久々ご来店の北山さん。
 それは、昨日ブログでUPした「おいものおなか」の選挙版です。

 北山さんは、花巻まち散歩情報誌「マチココ」を編集したり、本を出版したり、ゲストハウスmeinnで、自分の本を売りたいレンタルボックス本屋?さんなど、楽しくバリバリ活動しているダンディな方です。(ダンディ古いか、笑)

 
 「実は、小原まさみちさんと高校の同級生で仲良かったんだよ」と。

 「うちは家族が市役所勤めだから、大っぴらにできないけどね(笑)」

 「年末に若者を集めて、まさみちさんとのお話会を開いたんですよ。同級生たちも集まってまさみちさんの話を聞いた時に、泣いてる人もいてね。60過ぎのおっさんがね(笑)」


 わかるような気がします。まさみちさんのお人柄は、会ってお話しするとわかりますが、本当に素晴らしいのです。ご自分は他にやりたいこともあったようです。

 が、今の花巻市政ではダメだという皆さんのお願いと、市職員が次々精神疾患で辞めていくのを見て、議員を辞め、落ちたら無職になる覚悟もして出馬を決意しました。


 北山さんは話題も豊富で、「前の市長の大石さんと上田さんとどう違うの?と、市役所の知人に聞いたら、大石もワンマンだったけど、少なくともモノは飛んでこなかったと」

 え、物が飛んでくる!?笑えないような、ブラックユーモアだ。

 でも、そんな上田市長のパワハラは表に出てこないから市民で知らない人は多い。東大出の華麗な経歴やこれだけ大きな組織が推薦してますよと見せられたら、コロッといく、特に年配者は。


 「だから、若いひとたちに、とにかく投票に行け!と声かけてます。ちゃんと調べて、自分で判断してねと」北山さん。

 
 そう、今日もお客さんと話していて、「よくわからないから棄権しようと思っていた」と言う方もいて、「いやいや、絶対行って」と説明すると、「わかった。聞けてよかった」と。


 ふうー、相手を吟味して、手紙で出したり、電話かけてみたり、対面で恐る恐る話してみたり。
 私は本来人見知りで、特に選挙活動なんて積極的にやりたくない方で、でも今回だけはちがうのだ。


 今日は、北山さんから大きなパワーをいただいて、元気出ました。

 北山さんのブログは、こちら。https://blog.goo.ne.jp/k_kazeya/m/202201
 1月17日のブログに、まさみちさんのお父様の小原秀夫さんのことが書かれています。

 
 増子さんのブログでは、今日も脱輪した車を助けようと選挙カーを止めて奮闘したまさみちさん。


 あと、2日。応援してください、それぞれが口コミで伝えてください。

 皆さん、若い人たちも、ぜひ、投票に行ってくださいね!
posted by bun at 00:00| Comment(0) | 政治・経済・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする