6月9日日曜日の夕方、フランスのパリに到着しました。羽田を朝9時半に出発して、日本時間は深夜0時。約14時間のフライトでしたが、ANAの直行便なので(今までアジアは安い海外のLCCばかり使ってたから、初めてのANA、これも感動)、意外と元気でした。
初めてのフランス、パリへの旅行です。
娘が昨年秋からフランス語の勉強のために暮していて、2月頃私が、寒いの逃れて「どこか行きたいな~」とぼやいていたら、
娘が、「パリに来たら?」
「え、パリ!そんなの無理だよ、行きたいけど。でも行くなら花が綺麗な6月がいいなあ」
とつぶやいたら、娘早速チャカチャカと調べて、
「あーANAが破格のセールやってる!安い!ANAどうした!?」
「いくら?」
「往復13万円台」
「え、それで安い方なの?」
「何言ってるの。JALとかANAは30万位するよ、安くなっても20万切ることないから、これはとんでもなく安いんだよ。今決めないと明日にはなくなっちゃうよ!ママ、日程決めて!」
と、突然降ってわいたように急かされて、
「え~店は、どうしよう。野菜は?豆腐は?休めないよーわなわな」
「どうにかなるよ!ほらいつ出発日にする?」
私おんとし66歳。これまで仕事に子育てに忙しくしてきて、これからも食べていくためにずっと働く覚悟でいる。まだ元気なうちに、行けるチャンスがある時に今でしょと。いつかなんて言ってもいつかは来ないのだ、店のことは後から考えようと。
そしたら、「店はおれが店番してもいいよ。お母さん行っておいでよ」と、救世主長男が現れた(´;ω;`)ウッ…、ありがとう。そして、予想以上にきちんと(^-^;、やってくれてます。
娘のアパートに泊まり、全部娘がガイドしてくれるので、安心感のある旅で、スリリング一人旅志向だった私も年とったなあ。
プライベートの旅なので恥ずかしい、おこがましいという気持ちもありますが、旅の様子を知りたいという声に応えて(^_^;)、簡単に報告していきますね。
パリ1日目 ビオショップと安藤忠雄の建築 
噂に聞いていた名物?のカフェのテラス席ですが、本当にどこもかしこもカフェにはテラス席があり、いつも人がいっぱい。隣りとくっつく位にびっしり小さいテーブル席に座っている。いいなあ、昼間からビールやワインを飲んでる。
パリは、
犬も歩けばテラスに当たる。
そして、カップルだけでなく、友人同士やお年寄りのお友だちも多く、微笑ましい。
娘が近所のビオ(オーガニック)ショップに連れていってくれた。パリ市内にあるチェーン店とか。目立つ所で、立地がいい。

野菜も果物も量り売り。秤の右上の壁には、農産物の生産者のマップがある、素敵。
娘はネクタリンを紙袋にポンポン入れていく。私も負けじと、日本ではふだん買わないアメリカンチェリーを袋に入れる(#^^#)。甘くて美味しかった。

卵の看板には、「なぜビオの卵の選ぶのか?」という説明が書いている。素晴らしい。

こちらも全部ビオワインで、安いのは1000円くらいから。
次に2軒目のビオショップ。こちらは産直らしさがあり、おしゃれな雰囲気ではないが、1軒目より少し安い感じで、人気だそうだ。

こちらも野菜から、お米、豆、ナッツも全部量り売り。

卵はバラ売りなのか。しかし、パック入りもバラ1個も値段が同じじゃんと笑った。

ビオワインは、産地やブドウの品種に加え、どんな料理に合うかなどが詳しく書かれていて、素晴らしい。

チーズの品種の多さ!どれも美味しそう、ヤギのチーズも色々あり、目移りする。

レジは男性のお客さまも多く、前にいたおじさんがカゴいっぱい色んなのを買ってたので、盗撮してしまった。後ろにも男性客が並んでて、なぜか感動。
パリのビオショップはおじさん多し、良き 3軒目のビオショップは古い素敵な建物の1階真ん中の目立つところにある。

入口のガラスに書かれた文章をドアの前で立ち止まって、娘と一緒に解読してみた。大体の要約は、「私たちは人と大地に優しい生産物を提供しています。」
あら素敵。うちもこんな風にしたいけど、日本語だとうるさい、くさいし、英語やフランス語だと伝わらないしね。大体入口立ち止まって読まないか。

もはや不揃いというのを通り越して、えらく芸術的な形?と腐りかけたものもあって、日本ではありえない(笑)。これが許される、クレームにならないのはいいと思う。

おじさんとバゲット。バゲット食べながら歩いてるおじさんも。パリだから絵になる。
安藤忠雄のは次回に。やはりブログはとても時間かかり、次いつできるか(^_^;)。6/17 23:36