パレスチナのお話会に石巻まで行ってきました。パレスチナのジェノサイドに胸が痛んで、今月のウラコラムをパレスチナにしようと選挙後に遅れて準備始めましたが、やはりとても難しい問題で、石巻のお話会を参考にしたいと行きましたが、まず遠かった…。
写真展&トークの会場は「石巻まちの本棚」。NPOが運営する週3日営業で、本の販売のほか、貸出しして、イベントを行っています。小さくもアットホームな素敵な空間です。

写真家の高橋美香さんは、パレスチナの人々の暮らしを撮り続けていて、昨年も12月からしばらく難民キャンプで居候して撮りまくったとのこと。今回の写真展は、皆川万葉さんと共著の「パレスチナのちいさないとなみ」の写真で、差別と迫害の中でも様々な仕事をして生きている人々の姿です。「ママとマハ」も高橋さんの著書です。

マスコミの報道ではパレスチナとイスラエルの戦争とか、ガザの悲惨な情報しか伝えませんが、高橋さんはそこでも普通の人々の暮らしがあるよと言います。なので、撮ったすべての人のストーリーが頭の中にあり、この人を語るには3時間でも足りないくらいだとういほどの人もいます。
今回紛争の政治的な問題にはあまり触れず、パレスチナの人々の紹介だったので、私が期待していた内容ではありませんでした。でも、笑顔のパレスチナの人を初めて見たという参加者もいて、報道では悲惨な報道ばかりなので、違う側面のパレスチナの真実を知る意味はあると思います。
聞き手のパレスチナ・オリーブの皆川万葉さんは25年間フェアトレードでパレスチナと関わり、現地の情報や問題に精通しています。でも、今回のメインが高橋さんの写真展とお話なので、最初に政治的な質問は控えるようにと言われ、えーと思いました。それでも、私の隣りに座っていたおじさんが我慢できないように、イスラエルとパレスチナの紛争について突っ込んで質問していました。
皆川さんは最後に、日本の年金でイスラエルの国債を買って戦争に加担していると指摘し、私たちにできることはたくさんあると、最後に言っていました。
慣れない夕方の暗い道を、どうまとめようか、困ったな、難しいなあと考えながらの運転。夕べのうちにこのブログをと奮闘したのに、なぜか写真の取込みが全然上手くいかず…。
今週木曜発行を目指すと宣言しましたが、とてもできそうになく、書けるまで遅らせるか、ウラをなしにするかです。ごめんなさい。これでも毎日苦悶しています(*_*;。