ウラコラム
病気をよせつけないかっらだをつくろう
2026.7.16
1.なぜ人は病気になるのか
現代人は健康と病気の間の何となく調子が悪い未病(中医学)が多い。西洋医学は臓器別医療で薬で症状を抑え込む対症療法。東洋医学は心とからだ全体を見る医療。病気は「気」が病むこと。生命エネルギーである「気」の低下で、様々な不調が起る。
病気の原因には、働きすぎや人間関係などがもたらす精神的ストレスがある。無理な生き方や頑張り過ぎを正す治療が必要。
東洋医学では、「万病一元、血液の汚れから生ず」ともいう。瘀血(おけつ)→汚血(血が滞る→血が汚れる)は、生活習慣病をはじめ様々な病気になる。血の汚れの原因は、①過飲食 ②運動不足 ③ストレス ④冷え・低体温 で体の免疫力が低下する。
2.免疫力とは何か
免疫とは、細菌やウイルスなどが体に侵入してきたときに、そうした外敵と闘い退治して体を守る働き。体内のガン細胞に対しても同じ作用をする。免疫の本体が血液で、血液中の白血球がその役割を担当する。低体温は新陳代謝が悪くなり、内臓の働きや排泄機能も低下する。体温1℃下がると免疫力も30%以上下がる。低体温は自律神経(人間の生命を維持するために無意識に働く神経で、呼吸や血液の循環、消化・吸収などの内臓の働きを調整する。交感神経と副交感神経がある)の偏りによって起こる。体温の低下は代謝の低下、免疫力の低下につながる。また、運動不足で筋肉を使わないと低体温になる。最低でも体温36.5℃を保とう。
3.食品添加物は避ける …甘味料・着色料・保存料・殺菌料・漂白剤・光沢材・発色剤・乳化剤・増粘剤・酸化防止剤・防かび剤など
食品添加物は加工食品会社にとって合理化の救世主(職人技不要、味と見かけ良く、腐らない、コスト下げる)しかし、人体への毒性の危険性、味覚を壊す、食卓を崩壊させる。体を冷やし低体温にする。「自分のところで作った食品は食べない」と、ハム、漬物、干物、練り物などの経営者や工場長は言う。食品添加物の神様と言われた「食品の裏側」の阿部司氏が、自分が作ったドロドロのクズ牛肉を30種類の添加物でミートボールに蘇らせた大ヒット商品を家族が買ってきた時、子どもに「食べるな」と叫んだ事件から一転、添加物の害を伝えている。海外で禁止されている添加物・農薬を日本は輸入している農薬・添加物世界1位の国。形が均一で見栄え良いF1の野菜は化学肥料や農薬が必要で、在来種・自然栽培の野菜は生命力もあり、旨味も栄養も高い。
4.免疫力を高める食事とは
体を温める食品を多くとり、食物繊維やたんぱく質で、からだの70%が腸にあるという免疫細胞(白血球)を活性化する。
・体を温める陽性の食品
・海藻類・魚介類・豆類・根菜類・ごま・きのこ・乾燥野菜(天日干し)
・発酵食品(無添加の味噌・醤油・酢・ぬか漬け・納豆)
・未精製、未精白のもの(玄米・玄麦・全粒粉・雑穀・天然塩・粗糖・純粋な蜂蜜)
・体を冷やす陰性の食品
・人工的に精製した食品(白米・漂白小麦・白砂糖・人工甘味料・化学調味料・保存料)
・肉類・乳製品・レトルト食品・果物・酒・たばこ・香辛料などの嗜好品
5.調味料を変えるだけでも、病気をよせつけない体ができる
良質で「本物」の発酵食品が腸内細菌を増やし免疫力を高める。国産丸大豆、小麦、麹、天然塩で、職人の伝統技で1~2年かけて発酵させた醤油や味噌は優等生。市販の多くは脱脂大豆や化学塩に合成添加物を入れて1~2か月で速醸製造。塩・酢・油も純粋な「本物」を。高いかもしれないが、天然醸造はコストが10倍、それを売価数百円の差で病気予防、命を守ることに。
*参考文献:安保徹・岡本裕・森下敬一・新谷弘美・阿部司・神尾哲男
うちのお客さまも、食事を変えたことでからだが劇的に変わった方がいる。りかさんは、幼少期からアトピーがあり、それがもとでいじめに会い、ステロイド剤と精神薬を常用していたが、その副作用で希死念慮(死にたい)がひどかった。その時の食事もジャンクで酷かったが薬で治ると思っていた。しかし30歳前に薬が全く効かなくなった。これはまずいと動物性食品と添加物のない食事にしたらすぐに希死念慮が消えて、アトピーも良くなり、食事の大事さを痛感したという。
ヒロミさんは夫の胃痛を機に食事を変えたら、自分の原因不明だった湿疹(実は砂糖取り過ぎ)が消えて、ネガティブ思考からポジティブ思考になったことから、腸の健康は脳とつながっていると実感した。戦後増えてきた病気は生活習慣病だけでなく、ADHD(発達障害)や認知症なども、食生活も一因?との科学的情報もあるという。
しかしいくら食事に気をつけていても病気にかかる人もいる、それはこれを書いていて心苦しい…。ただ、がんで余命ゼロと宣告された神尾哲男氏は食事を変え、調味料を変えて、14年生きのびた。

